約40年分の淡交テキストを買取しました。1978年~2017年でほぼ揃っていて、2冊不足しているだけでした。淡交テキストは、淡交社から発行されている、裏千家茶道を学ぶ人のための実用的な茶道の本です。毎年、ひとつのテーマに沿って茶道の基礎から応用まで学ぶことができます。定期購読されている方が多く、古本として出る場合は、まとまっている場合が多いですね。
上の画像は、平成21年から平成29年のもので1年12冊で9年分になります。テーマは、
- 平成21年度 「棚の扱いと鑑賞」
- 平成22年度 「茶道具に学ぶ」
- 平成23年度 「お茶事の心得」
- 平成24年度 「茶果」
- 平成25年度 「季節の点心をつくる」
- 平成26年度 「茶席の菓子」
- 平成27年度 「水屋しごと」
- 平成28年度 「銘と和歌」
- 平成29年度 「茶会記に親しむ」
となっています。
淡交テキストは、月に一度の発行で、1冊が約50ページほどと薄く、写真が豊富で、読みやすく、分かりやすく構成されています。
淡交テキストを発行している淡交社は、京都の出版社で、茶道専門図書、美術図書を出版販売しています。淡交社については、ウィキペディアによると
茶道の家元、裏千家と繋がりが深い出版社であり、創立以来裏千家の機関誌である『淡交』を刊行しており[、主要株主かつ役員として千玄室が加わっている。この他、『なごみ』『淡交テキスト』の両誌を刊行している。
茶道書以外の分野では、美術工芸、歴史文化、旅ガイド、料理、趣味生活や『京都大事典』、『京都検定公式テキストブック』を始めとする京都関連書籍などの書籍を発行している。日本語以外の言語による書籍も扱っている。 出版以外にも、茶室等の建築、茶道具などの販売も手がけている。京都本社の一階は書籍を販売しているフロアと茶道具関係を販売しているフロアがある。
との事業説明があります。