古本の匂い(臭い)を取る方法

古本の匂い

古本にはカビの匂い、タバコ臭など特有の匂い(臭い)がついている場合があります。匂いに敏感な方、タバコを吸わない方にとって、この匂いは嫌なものです。しかも、本をめくるごとに匂ってくるので本を読む楽しみが半減してしまいます。この古本特有の匂い(臭い)を取る方法がありますので紹介します。一般的に取れないと言われているタバコ臭でもほとんど気にならないほど取れてしまいます。古本が届いたばかりの新聞の匂いのようになります。実際古本屋がこの方法で古本の匂いを取っています。ご家庭でも少し手間がかかりますが、簡単にできますのでお試しください。

新聞紙を用意

匂いをとるため新聞を用意します。できるだけ新しい新聞紙を用意しましょう。新しい新聞紙のほうが匂いを吸収する能力が高くなります。

新聞紙を用意

1面を4等分

新聞紙を手、ハサミを使用して4等分にします。大雑把な切り取りで構いません。文庫本など小さい本の場合はさらに半分にすると良いです。

 

一面を4等分

新聞紙を本に挟む

新聞紙を本に挟んでいきます。大雑把に大体5ページから15ページほどの間隔で挟んでいきます。匂いがきつい場合は、挟む間隔を短くすることで効果が大きくなります。辞書など厚い本は大変ですので、まずは、間隔を開けて挟んで試してみると良いと思います。

新聞紙を挟む

本全体を新聞紙で包む

新聞紙を挟んだ本全体を新聞紙2面一枚を使用して包んでしまいます。この状態で1周間ほど寝かせます。日の当たる窓際などに置いておくと温度変化で本についている匂いが飛んで新聞紙により吸着されます。開いてみて匂いがまだ残っている場合は、さらに1周間寝かせて様子をみてください。

新聞紙で包む

きつい臭いの場合

新聞紙のみで取れないきつい匂いの場合は、消臭剤を使用するとより効果的です。お勧めは、”エアリオンスプレー デオドライザー 無香料消臭剤"です。これを、本を包む新聞紙の内側にひと吹きしてから本を包むと効果があがります。

以上の手順で本の匂い(臭い)は気にならなくなると思います。お試しください。



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