古本屋が使っている簡単でしっかりした本の縛り方を紹介します。新聞紙、雑誌をリサイクル目的に縛る際にも応用できます。この縛り方は東京縛りとも言われているようです。
目次
紐を用意します
紐を用意します。紐は、本を保管目的で縛る場合は、できるだけ幅の広い紐を用意しましょう。幅が広いほど本にダメージを与えません。リサイクル目的で縛る際は、細くても大丈夫です。この紹介では机の上で作業しています。この方が簡単に縛れますが、床などでも応用は可能です。
紐の端を左手に持ちます
紐の端を左手に持ち本の上真ん中に置きます。
本を右側にスライドさせます
本を右側に半分スライドさせ、紐を回せるようにします。この際本が落ちないよう左手で抑えるようにします。
手前から2回紐を巻きます
手前から紐を本の下に通して2回巻きます。1回ではゆるくなってしまいますので必ず2回巻くようにしましょう。この時保管目的の場合は、あまり力を入れず本を締め付けないように注意しましょう。リサイクル目的の場合は、強く縛っても構いません。
本を時計回りと反対に回転させます
本を時計回りと反対に回転させます。回転させることで紐はクロス状になり本の半分は、机からはみ出しています。この時も左手で本を押し落ちないよう注意します。
紐を2回巻きます
先ほどと同じに2回紐を手前から巻きます。締め付けの注意も同様です。
最後に、固定結びでも、蝶々結びでも用途に応じて結んで終了です。この方法のポイントは2回紐を回すということです。簡単でしっかり結ぶことができ、本にダメージを与えません。