午前中にお電話いただき、午後一で横浜市港北区日吉まで出張買取りに行ってきました。日吉と言っても川崎に近く、当店からは車で約４０分弱ほどの距離でした。買取りした古本は、暗号に関する工学書を中心に約４０冊ほどでした。冊数は少なめでしたが、高めの本が多く良い買い取りとなりました。
深層学習
KADOKAWAから今年発行された、深層学習の教科書的専門書です。深層学習はディープラーニングと言われることが多いですが、ディープラーニングでしたら、聞いたことがあるのではないでしょうか。AI研究の一分野ですが、ウィキペディアによると以下のような説明があります。
ディープラーニングまたは深層学習（しんそうがくしゅう、英: deep learning）とは、多層のニューラルネットワーク（ディープニューラルネットワーク、英: deep neural network）による機械学習手法である。深層学習登場以前、４層以上の深層ニューラルネットは、局所最適解や勾配消失などの技術的な問題によって十分学習させられず、性能も芳しくなかった。しかし、近年、ヒントンらによる多層ニューラルネットワークの学習の研究や、学習に必要な計算機の能力向上、および、Webの発達による訓練データ調達の容易化によって、十分学習させられるようになった。その結果、音声・画像・自然言語を対象とする問題に対し、他の手法を圧倒する高い性能を示し、2010年代に普及した。
この本では、深層学習の理解を深めるための、数学、ニューラルネットワークの基礎から応用まで学ぶことができます。２０１８年の今年出たばかりの本ですが、ベストセラーとなっています。
代数学から学ぶ暗号理論
日本評論社から２０１２年に発行された、暗号理論の概念を代数学から学べる工学書です。暗号理論が分かりやすく体系的に記述されていると評判の本です。昔は、数学が得意でしたが、この本にでてくる方程式がさすがにわかりません。インターネットが普通になった現在では、ネットワークセキュリティが重要で、ここに暗号理論は外せない技術となっています。
パターン認識と機械学習
２０１２年に丸善出版から発行された、パターン認識と機械学習のいろいろな技術と手法を紹介している専門書です。パターン認識と機械学習人間が自然に行っていることを、コンピュータで実現するために欠かせない技術ですね。この本は、新刊本で7,000円と高価な本で、中古価格も高値安定しています。
