横浜市の古本買取

中区で実用書の買取り うさぎ島など

横浜市中区で実用書を中心に60冊ほど、古本を買い取りしました。夕方お電話があり、翌日午前中の出張です。いつも新し目の本を売ってくださるリピートのお客様です。ありがとうございます。今回伺った際に車は、連れに車に乗っててもらい路上駐車していたのですが、査定中にパトカーのサイレンがなり、その後、連れから電話があり慌てて車に戻りました。幸い当方の車は大丈夫でしたが、前の車のドライバーさんがおまわりさんから、おいでおいでされていました。仕方がないので少し離れた場所に移動して査定に戻りました。バタバタして申し訳なかったです。今回買い取りした実用書の中に面白い本がありましたので、紹介します。

うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物

うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物

日経ナショナルジオグラフィック社から2015年発行された、うさぎ島の写真集です。えーそんな島あるのと思った面白い本です。タイトルだけで買う方も多いのではないでしょうか。うさぎ島は瀬戸内海の大久野島のことを指します。県としては広島県ですね。公式サイトによると、700羽のうさぎがいて、うさぎが遊び、人懐こいうさぎに、人が癒される島です。公式サイトにもかわいいうさぎの写真があります。この島は、宿泊もできるリゾート地になっているんですね。ちなみにこの大久野島は、戦時中毒ガス兵器が製造され地図から消された島としても有名です。”うさぎ島”より”毒ガスの島”として知っている方も多いかも知れませんね。ウィキペディアの説明から引用すると、

昭和4年(1929年)から昭和20年(1945年)終戦まで、この島では大日本帝国陸軍によって秘密裏に毒ガスが製造されていた。この時代まで島内には民家7戸・住人数10人がおり、農耕を営んでいたが、毒ガスの島となった時に 強制退去となってしまう。
作られていた毒ガスの種類は血液剤・催涙剤・糜爛剤・嘔吐剤の4種で、太平洋戦争末期には風船爆弾の風船部分も作られていた。戦後、進駐軍が接収しこの島で無毒化処理されたが、毒ガスの影響は島に残り現在でも島内および周辺海域でその残存兵器が見つかっている。また毒ガスの製造および戦後処理に従事したものは、現在でもその障害に悩まされている。

恐ろしいことです。現在の”うさぎ島”からは想像もつかないことですね。はやく”うさぎ島”として広く知られることを願います。

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