横浜市磯子区でキリスト教関連本を150冊ほど買取りしました。キリスト教の研究者が使うような専門性の高い専門書が数多くありました。私は一般的な日本人のように、クリスマスになれば、クリスマスを祝いますし、正月は初詣に行ったりと、特定の宗教とあまり深く関わることはありませんが、今回の買取りした本を見ていて、キリスト教はがかなり奥深いのだなと感じました。また、年をとるにつれ、死について考えることもあり、宗教にすがることで心がやすまれるのであれば、それも良いのかなと思うようになってきています。今回買い取りした本の中から何冊か紹介します。
聖書植物大事典
2006年に国書刊行会から発行された、聖書に登場する植物を紹介しています。多くの図を元に、植物と人との関わりを詳しく記述されています。高い本で、古本価格は高値で安定しています。
ボンヘッファー関連本
キリスト教信者でなくても”ボンヘッファー”の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。ドイツのヒットラー時代の牧師さんで、20世紀を代表するキリスト教神学者の一人ですね。ウィキペディアでは以下のように紹介されています。
ディートリヒ・ボンヘッファー(Dietrich Bonhoeffer, 1906年2月4日 - 1945年4月9日)は、ドイツの古プロイセン合同福音主義教会(ルター派)の牧師。20世紀を代表するキリスト教神学者の一人。
第二次世界大戦中にヒトラー暗殺計画に加担し、別件で逮捕された後、極めて限定された条件の中で著述を続けた。その後、暗殺計画は挫折。ドイツ降伏直前の1945年4月9日、処刑を急ぐ国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)により、フロッセンビュルク強制収容所で刑死。ベルリン州立図書館の一階には、絞首台のロープが首にかけられたボンヘッファーを描いた大理石の胸像が展示されている。
今回買い取りした本は、 新教出版社から発行されたボンヘッファーの説教集が多くありました。
青年ルター
2002年にみすず書房から発行された、ルターの青年時代に迷える様子に着目して、いかに自我を回復するか書かれています。ルターは宗教改革の中心人物ですが、若いことは、普通の青年と同じように悩んでいたことが分かります。