横浜市神奈川区まで出張買取に行ってきました。場所は、何度か行っている白幡地区です。古本はたくさんあったのですが、残念ながら買えるものが少なく、厳選して50冊ほど買取してきました。絶版の古めの有名な絵本や、聖書、専門書などがありました。
世界の童話 カロリーヌ
特徴ある絵で有名な絵本です。「カロリーヌとおともだち」、「カロリーヌのつきりょこう 」、「カロリーヌのせかいのたび」と三冊ありました。発行は、昭和42年(1967年)ごろで、今から約50年以上前の本になります。残念ながら外箱はありませんでしたが、内装は比較的きれいな状態でした。絵本の作者のピエール・プロブストさんの絵は独特で親しみがモテる絵ですね。2007年にピエール・プロブストさんの死去を伝えるニュースはいまでも覚えています。さて、この本の当時の価格は380円ほどでしたが、現在の古本の価格は、4000円前後で安定しています。かなり古い絵本ですので、現存する数が少ないのでしょうね。
聖書 フェデリコ・バルバロ翻訳
フェデリコ・バルバロ氏が翻訳した聖書です。発行が1980年ですが、今でも売れ続けている聖書です。フェデリコ・バルバロ氏の本は日本でもたくさん出版されていますが、古本の価格が安定しているのが特徴です。ウィキペディアによる氏の略歴は、
1913年、ヴェネツィアの近郊にあるフィウーメ・ヴェーネトに生まれる。1934年、ローマ・グレゴリアン大学哲学科卒業。1935年、カトリックの宣教師として来日。1947年より日本語(口語)訳聖書の刊行に着手し、1953年に新約聖書、1964年には旧約聖書の第二正典を含めた旧約・新約全巻(いわゆる「バルバロ訳」)を完成させた。1961年、イタリア騎士勲章受章。1965年、文部省より文化功労感謝状を贈られる。1970年、『キリスト伝』で日本翻訳文化賞受賞。1996年2月29日、イタリアのポルデノーネにて死去。著書80冊余。
と説明されています。