横浜の神奈川区三ツ沢まで出張買取りに行ってきました。午前中お電話があり、午後に即日出張しました。お客様宅までは道が狭く車を止めることができないため、幹線道路のコインパーキングに車を止めて、台車にコンテナを載せて歩いて伺いました。本は多くがビジネス書でしたが、少し古いためあまり買えるところがありませんでした。買えるものだけで良いとのことで厳選して買取りしてきました。多くのビジネス書には旬があるため、この旬を逃すと大きく値下がりします。買えない場合もあります。ビジネス書を売る際は早めを売り切ってしまうことが大切です。買い取りした古本から３冊紹介します。
一倉定の社長学 経営計画・資金運用
一倉定の社長学 経営計画・資金運用第３巻です。１９８６年に日本経営合理化協会出版局から発行された旧版になります。新装版が２０１７年に出ましたが、内容に大きな変更はなく、安く買いたい場合は、こちらの旧版がおすすめです。一倉定の社長学シリーズは、実践的な経営学ですが、社長のみならず、管理職から平社員そして学生にも読まれています。すでに発行されてから半世紀ほど立っていますが、現在でも通用する人気の経営学ですね。もともと高い本ですが、旧版の古本でも値崩れすることなく、推移しています。一倉定氏についてはウィキペディアに以下の説明がありました。
一倉 定（いちくら さだむ、1918年4月-1999年3月）は群馬県出身の経営コンサルタント。5000社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の企業を立て直したとされる。経営コンサルタントの第一人者とされ、苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から「社長の教祖」「炎のコンサルタント」との異名を持つ。”ダメな会社はTOPがすべて悪い、人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな”が基本方針。空理空論で経営する社長や、利益だけを追求する社長に対しては、烈火の如く怒り叱り飛ばすとされ、「こんなに叱られるのは生まれて初めてだ」「講義と聞いて来たが、これは講義ではない、落雷だ」との所感を述べる経営者もいる。後継者に不安を抱く創業者[誰?]からも人気で、いわばダメ社長の再生人として不動の地位を誇る。
考える技術・書く技術
１９９９年にダイヤモンド社から発行された”考える技術・書く技術”です。この本は文書作成技術には、明快な論理構成が必要だと言うことを教えてくれます。発行から２０年ほど経過していますが、現在でも超ベストセラーで売れ続けています。古本の価格も高値安定しています。
攻撃―悪の自然誌
攻撃は、１９８５年にみすず書房から発行されました。この本は、人間と動物の攻撃性についての研究をまとめたものです。当時なかった、攻撃本能について書かれています。攻撃は種を維持するための本能であり悪ではないとの説を説いています。当時は、センセーショナルを巻き起こした考えです。
