「ワーキングメモリと日常」、「帰還兵ななぜ自殺するのか」を出張買取しましたので紹介します。
ワーキングメモリと日常」は、2015年に北大路書房から出版されました。まだ出版されたばかりの新し目の本です。”ワーキングメモリ”、初めて聞いた言葉ですので調べてみました。
認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念である。作業記憶、作動記憶とも呼ばれる。ワーキングメモリの構造や脳の関連部位を調べる研究が多数行われている。一般には、前頭皮質、頭頂皮質、前帯状皮質、および大脳基底核の一部がワーキングメモリに関与すると考えられている。
ウィキペディアから
なんか難しい言葉で説明されていますが、短時間に脳で情報を保ちながら処理する能力を指しているようです。この本では、ワーキングメモリに対する最近の研究を紹介しつつ、ワーキングメモリが人の発達や生涯においてどのような役割をしているのか考察しています。少し読んでみましたが、わかり易い言葉で説明していますので、先入観では難しい内容かと思いましたが、以外に読みやすく興味を持って読み続けられそうです。
「帰還兵ななぜ自殺するのか」は、2015年に亜紀書房から出版されベストセラーとなっています。この本では、イラク・アフガン戦争から生還した兵士200万のうち、50万人が精神的な生涯を負い、毎年250人超が自殺していることをレポートしています。書き出しはアダム・シューマンがイラクの基地から帰還することから始まり、帰還後、戦争に行くまえと別人になってしまったアダム・シューマンの姿に家族が苦悩する姿が描かれています。平和な日本では考えられないショッキングな内容です。
以上の本は横浜市のお客様から出張買取しました。リピートのお客様で今年3回めの訪問です。ありがとうございます。当店では新し目の本は高価買取いたします。お気軽にご連絡ください。