午前中にお電話があり、午後一で青葉区あざみ野まで出張買取りに行ってきました。今回は、専門書、実用書などです。古本でも価格が維持されている本が多くあり、センスの良い選書と感じました。買取りは30分ほどで終わり、後にしましたが、ほどなく桜並木に入り、満開のきれいな桜に出会いました。車の運転中で写真を撮ることはできませんでしたが、こんな場所があざみ野にあるとは思いませんでした。帰ってから調べてみると、あざみ野の桜並木は、桜のトンネルと言われるほどきれいな桜並木なんですね。
上の画像の出典は、青葉百景です。
今回買取した古本から3冊紹介します。
ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門
1999年に春秋社から発行された”ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門”です。この本は、ブッダの瞑想の入門書ですが、分かりやすく、丁寧に解説していることで有名な本です。ゴエンカ氏とは、サティア・ナラヤン・ゴエンカ氏のことで、ミャンマー出身の瞑想家です。日本でも指導がされているようです。興味のある方は、日本ヴィパッサナー協会をご覧ください。
場所(トポス)
1989年に弘文堂から発行された”場所(トポス)”です。トポスについては知らなかったので、ウィキペディアで調べてみましたが、あまり詳しい説明はありませんでした。トポスはギリシャ語で場所を意味する言葉ということはわかったのですが。上の画像の帯では、この本について
「場所」が問題にしにくいのは、それがさまざまな領域で私たちの存在や思考や感受性を支える見えにくい根底をなしているからである。本書は、哲学、修辞学、物理学、生物学、精神医学、言語論、身体論、演劇論、都市論などをつらぬく「場所」の本格的考察である。
とあります。
医学書のなかの「文学」
2016年に笠間書院から発行された”医学書のなかの「文学」”です。この本は、江戸時代にあった医学書や、本草書のち敷なしでは、読み解けない面白い本を紹介しています。