以前紹介した新聞紙を使って匂いを消す方法は、効果的ですが弱点があります。それは、手間がかかることです。新聞紙を切って、本に挟さむ作業は、1冊、2冊でしたら良いのですが、10冊とかなると結構大変な作業です。今回紹介する方法は、手間を大幅に減らして、簡単に匂いを消すことができる方法です。
目次
新聞紙方式
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古本の匂い(臭い)を取る方法
古本にはカビの匂い、タバコ臭など特有の匂い(臭い)がついている場合があります。匂いに敏感な方、タバコを吸わない方にとって、この匂いは嫌なものです。しかも、本をめくるごとに匂ってくるので本を読む楽しみが ...
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ズボラ方式
用意するもの
用意するものは、エアリオンとダンボール箱です。エアリオンは小型のもので大丈夫です。ダンボールがない場合は、洋服を入れるチェスや、蓋付きのコンテナでもOKです。
エアリオンについて知らな方もいると思いますので、簡単に紹介します。上の写真は、”東芝 小型消臭器 エアリオン・スリム デオドライザー DC-230(W)”です。乾電池を使用しますが、構造は至ってシンプルです。
本体の中には、消臭剤のジェルが入っています。ジェルの上蓋には穴が空いていて、
その上に小型のファンがあり、スイッチを入れるとファンが回り、消臭成分を外に吐き出します。エアリオンは芳香剤とは異なり、悪臭の分子を化学反応によって吸着し、無臭・無害にします。価格は、本体、ジェル込で2,300円ほどです。交換用のジェルは、約600円です。使い方にもよりますが、約2ヶ月持ちます。
段ボール箱に古本を入れる
本の小口部分が手前になるように、余裕をもたせて縦に本を並べます。エアリオンのスイッチを入れてダンボールの蓋を閉めます。
効果
匂いの強さにもよりますが、1週間~1ヶ月ほどで効果が出ます。タバコ臭や、古本臭(アンモニア臭)に効果がありましたが、タバコ臭に関しては、新聞紙方式の方がより脱臭できているように感じました。