地元、横浜の保土ヶ谷区で流通、農業、農協関連の専門書を中心に約150冊ほど古本を買取しました。坂の途中に立っているエレベータのないマンションの4階のお客様でした。1階は駐車場ですが、坂の途中のマンションのため、実質5.5階から4箱ほど汗をかきつつ下ろしました。力仕事には慣れているとはいえ、少しきつかったです。内容は専門書が多く、買取自体は満足でした。買取した本の中から2冊紹介します。
日本の農業150年
有斐閣から2003年発行された、日本の農業の1850年から2000年までの150年間に及ぶ歴史を綴った専門書になります。農業の歴史を知る上で欠かせないテキストとなっています。
日本の食と農
2006年にNTT出版から出版された日本の食に関する現代史になります。サブタイトルが”危機の本質”となっていますが、著者が言うここでの危機は、日本の農業が衰退していく中で農業関係者に危機感がないことについて危機と述べているようです。
私も実家が農家ですが、農家と言っても専業ではありませんが、小さい頃から農業には関わってきています。今の日本の農業の現状を見てみると、この本が言いたいことが分かるような気がします。